※目的 環境省が生態系を乱すとして緊急対策外来種に指定していて、六アイ野鳥園でもカイツブリなどの繁殖活動を妨害しているミシシッピアカミミガメを駆除するもの。
※結果 2020年10月19日-21日延べ38人が参加して行った。残念ながらミシシッピアカミミガメは捕獲できなかった。同月14日には排水桝の上にいるところを確認されているが、その後の低温で水温が下がり、カメの活動が不活発になった可能性がある。以下各日の様子。
【19日】
午前中神戸市環境局に捕獲罠3つを借りだし(児島、藤田)。午後餌の買い出し(高橋)。
午後3時半野鳥園集合。同4時に六甲アイランド高校の教員2人、自然科学研究部の生徒3人、区役所2人、山本利貞アドバイザー合流。同じく捕獲指導の株式会社自然回復社長、谷口真理さん合流。合計16人。
谷口さんから、在来種のニホンイシガメ、古くに渡来したクサガメ、そして外来種のミシシッピアカミミガメの実物を手に、それぞれの特徴や習性などの説明があり、併せて捕獲罠の使い方の指導があった。
その後、東岸に2個、西岸に1個の罠を投入して、午後5時終了した。
六アイ高校はゴムボートを持参したが、ヨシの切り株で穴が開く危険性があるため使用を中止した。
【20日】
午後3時45分集合。午後4時六アイ高校の教員2人、生徒4人合流。合計14人。J-COM六甲アイランドアワーのクルー4人が取材した。
罠3個を引き揚げたがいずれもアカミミガメはおらず、ウロハゼ合計16尾が入っていた。
餌を入れて一部場所を代えて罠を再投入した。午後5時終了した。
【21日】
午前9時半集合。区役所1人。合計8人。罠を引き揚げたがやはりカメの収穫はなく、ウロハゼ12尾。10時半終了。捕獲罠を洗って環境局に返還した(児島、藤田)。